Android環境構築(Windows版) Android Studioのインストール

  1. Java環境構築
  2. Android Studioのインストール

次に、Android Studioをインストールします。

Android Studioをインストールすると、Androidアプリケーション開発に必要なAndroid SDK(Software Development Kit)や、実際の端末が無くても仮想的に端末の動作をPC上に再現できるAndroid仮想デバイス(Android Virtual Device:AVD)など、指示に沿ってインストールを進めるだけで、開発に最低限必要な設定が全て整うようになっています。

以前は、Java開発において最も普及している統合開発環境ソフトウェアであるEclipseにADT(Android Development Tools)というプラグインを入れてAndroidアプリケーション開発を行うのが主流でしたが、2013年にAndroid Studioの使用が公式に強く推奨されています。

Android Studioのインストール

それでは、Android Studioのダウンロードから行っていきます。まずは、次のURLで「Android Developers」サイトにアクセスし、このサイトからAndroid Studioをダウンロードしてください。

Android開発者用のウェブサイトへ(http://developer.android.com/sdk/index.html)

「Android Developers」サイトの「DOWNLOAD ANDROID STUDIO」ボタンクリックし、ダウンロードページを開きます。

利用規約の同意画面が表示されますので、チェックボックスにチェックし、「DOWNLOAD ANDROID STUDIO FOR WINDOWS」ボタンをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、次に、インストールを行います。ダウンロードした「android-studio-bundle-XXX.XXXXXXX-windows.exe」(Xの部分は、バージョンにより異なります。)をダブルクリックします。

お使いの環境によっては、以下のセキュリティ警告が出ますが、そのまま「実行」ボタンをクリックします。

androidstudio_install_4

ユーザー アカウント制御のポップアップ画面が表示されたら、「はい」ボタンをクリックします。

androidstudio_install_5

続いて、Android Studioのセットアップ画面が表示されますので、「Next >」ボタンをクリックします。

次に、コンポーネントをインストールする画面が表示されます。「Select components to install:」の全項目にチェックが付いている事を確認して、「Next >」ボタンをクリックします。

Android Studioをインストールするフォルダを選択する画面が表示されます。特別な理由がなければ、変更せずに「Next >」ボタンをクリックします。
なお、フォルダまでのパス上に日本語が含まれていると、正しくインストールされない可能性がありますので、注意してください。

インストール前最後の画面となるAndroid Studioを登録するスタートメニューフォルダ指定画面が表示されます。

特別な理由がなければそのまま「Install」ボタンをクリックします。

インストールが開始されますので、完了するまで待ちます。

インストールが完了したら、「Next >」ボタンをクリックします。

これでAndroid Studioのインストールは完了しました。

この後、インストール後の初期設定が必要となりますので、「Start Android Studio」にチェックが付いていることを確認し、「Finish」ボタンをクリックします。


インストール後の初期設定

Android Studioのインストールが完了したら、Android Studioを使用するための初期設定を行います。

インストールが完了した際、「Start Android Studio」にチェックして「Finish」ボタンをクリックしていれば、以下の画面が表示されていると思います。
「Start Android Studio」のチェックを忘れてしまった方は、インストールされたAndroid Studioを起動してください。

 

Android Studioが起動すると、以前の設定を取り込むか否かを選択する画面が表示されます。

下側のラジオボタン「Do not~」にチェックが付いていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

環境によっては、ファイアウォール機能による警告画面が表示されますが、そのまま「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。

androidstudio_install_after_3

「Android Studio Setup Wizard」というポップアップが表示され、「Welcome」という画面になります。

Nextをクリックして進めて行きます。

次にInstall Typeの確認が表示されますが、特に理由が無ければそのまま「Next」をクリックして進めてください。

UIテーマはAndroid Studioの開発画面の見た目です。

内容に違いは無いので好きな方を選択して構いません。後から変更することも可能です。

どちらかを選択し、「Next」をクリックします。

「Verify Settings」が表示されます。

確認して「Finish」をクリックすると、Android SDKやAVDなどの必要なコンポーネントがダウンロードされ、インストールされます。

少し時間が掛かるかと思いますがそのままお待ちください。

ダウンロードが終わると以下の画面になりますので、「Finish」をクリックしてください。

これで、Androidアプリケーションを開発する環境が整いました。

Android Studioの日本語化

Andoroid Studioは現在のところ日本語には対応しておらず、英語表記となります。本講座でも、英語表記であることを前提に説明文を記述していきます。
どうしても日本語化したいということであれば、インターネットから、非公式の日本語化リソースファイルをダウンロードして配置することで、日本語化することが可能です。
ただ、すべてが日本語化されるわけではなく、日本語化リソースファイルのバージョンや種類によっては、和訳が若干異なる可能性などもあります。
そのため、英語表記のままでAndroid Studioを扱うことを推奨します。


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